普段は事務仕事をしながらマイルについての記事を書いているのですが、前職が不動産屋だったので、今回は不動産業界と「事故物件」について解説します!
事故物件の告知義務とは?
例えば、借りようと思って内見に行ったお部屋について、「先週ここで殺人事件があって、この部屋がその現場だったんだよね」なんて言われたら、住む気しないですよね?お部屋自体は綺麗で気に入っていたとしても、『心理的瑕疵(しんりてきかし)』つまり、心情(気持ち)的に不満が生まれる場合、知らずにお部屋を借りてしまった入居者の不利益を防ぐために、宅地建物取引業法のルールによって、「入居者に不利益な(事故物件であるとか)情報を伝える」という義務があります。
告知義務はいつまで?
例えば「縄文時代にここの土地で亡くなった方が、、」と言われてもさほど気になりませんよね?(何百年もたどれば何かしらあるのでは?)でも「先週ここで亡くなった方がいて、綺麗にリフォームしたばかりなんです」と言われたらどうでしょう?
不動産屋に告知義務(説明義務)が課されているものの、その期間については明確に決められておらず、事故物件だったとしても、何十年も経過したり、複数回の賃貸契約を経て、また別の方に貸し出す場合など、告知義務が免除される場合があります。
事故物件を避ける為には?
まず、契約前に不動産屋に「事故物件じゃないですよね?」と聞いておきましょう。そして、事故物件を調査している有名なサイト(大島てる)で自分で検索してみる事をオススメします。私も「あれ?この物件異様に安くない?」何て時はこのサイトでチェックしたりします(汗)
そして先日、知人から「荷物置きに使いたいんだけど安い部屋ないかな?」と頼まれ探していたら、「こ、、これは、、事故物件、、?」というお部屋を発見しました。その物件は新築されたマンションなので、事故物件ではないのですが、殺人事件があったホテルの跡地に建てられたマンションでした。。
事故物件の活用法?
上記の物件は新築なのに格安。(オートロック付)1Kで4万円以下という破格でした。そしてAD(仲介業者がもらえるお金)もかなり高額。。条件を見ると「1年以内の解約の場合、賃料の3か月分を違約金として頂きます」との事。きっと入居してすぐ引っ越す人が多いからでしょう。。
個人的には内見に同行するのも嫌なレベルですが、、「荷物置き」として倉庫代わりに使う、、程度なら借りたい人もいるのではないでしょうか、、または「事故物件に住んでみた」という動画を撮りたいユーチューバーさんにならおススメかもしれません。
事故物件を仲介して欲しい!という方はこちらからお問い合わせください(笑)